呪怨/The Grudge
見てきた。最後の回、客は自分以外に先客のおじさんがひとり。
大ヒット以外の映画ってほんと客の入りが悪いようだ(そこそこ、ってのがない感じ)。
Vシネマがあって劇場版があり、それがサム・ライミの目にとまってオリジナルの監督、一部キャストそのままにアメリカでリメイクされたということだ。
「リング」も同じようにリメイクされているが、あちらのストーリーが微妙に意訳されているのに対し、こちらはキャラ設定の変更程度で基本的に同じ話。
その話としては、特に語るべきものもない気がする。単に怪談を映像化してるだけ。
映画のストーリーとしてはまったくおもしろくない。なんのひねりもない。
しかしショックシーンがタチが悪く怖い。これほど怖い映画は最近ちょっと見ていない。
ちょっとイヤになるほど怖かった。
怖がらせ方に長けているというか、演出がうまい、ということか。
ちょっとネットをくぐってみれば、国内劇場版もリメイク版もシリーズとして次作が決まっているようである。
あの演出力があるのだから、もうちょっと映画的におもしろい脚本で撮ってもらいたいと思った。
予告編で気になった「CONSTANTINE」「BATMAN BEGINS」。両方ともアメコミ。
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