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2005/05/06

家に帰ったら大量のスパムの中にオフノートからのメールが

5/9、10って確かウチは休みだ。
行こうかな、と思った。
以下転載


不世出のフォーク歌手、高田渡さん逝く。

2005年4月16日未明、日本フォークのオリジネイター、高田渡さんが逝去されました。
享年56.ツアー先の北海道・釧路で倒れ入院、10日間余りの治療もむなしく、還らぬ
人となりました。
いま、渡さんが標した足跡に想いを馳せるとき、その歩みがそのまま、この国のフォー
ク史になっていることにあらためて驚かされます。本来、アメリカの下層大衆の音楽
だったフォークソングをこの国に見合う大衆音楽に仕立て直した第一人者はやはり高
田渡です。渡さんはけして肩を怒らせることなく、実に飄々と前人未踏の荊道を後進
のために切り拓いてくれたのです。このことはいくら感謝しても感謝しきれません。
渡さん、どうもありがとう。
渡さんの早すぎる死を思うとき、やはり大きな哀しみがこみあげてきます。しかし、
感傷にばかり浸っていたのでは、故人は草葉の陰からきっと大声でわたしたちを叱咤
することでしょう。たったいま、わたしたちがやらなければいけないのは個別の死の
哀しみを乗り越えて、渡さんが生命の限りを尽くして切り拓いてくれたこの道を歩き
続けるしかないのだと。そう思い定めたいとおもいます。渡さん、隊伍をととのえて、
あなたの来た道をわたしたちは征きます。どうか見ていてください。
袖擦り合うも多生の縁。わたしたちは渡さんと98年にシングルcd『よろん小唄』、オ
ムニバスアルバム『貘-山之口貘をうたう』で協同作業の機会をもつことができまし
た。わたしにとって渡さんのうたにたいする態度を間近で学ぶ絶好の機会でもありま
した。好きな作家や写真家のこと、若くして逝った父君のこと、何よりもうたのこと。
昼間から吉祥寺の呑みやでウーロンハイを片手に語らった日々のことは生涯忘れるこ
とはないでしょう。
渡さんとわたしたちのうたにまつわるさまざまな試行はさらにつづくはずでした。そ
れが不徳のいたすところで、ついに実現しなかったこと、申し訳ない気持ちでいっぱ
いです。生前、渡さんと話し合い決めた企画を、わたしたちに託された仕事としてか
ならず成し遂げますことをここにお約束します。

わたしたちは渡さん存命中に企画した五月の定期ライブを渡さんに捧げることにしま
した。最初は予定していたプログラムを変更せずにそのまま行うつもりでした。淡々
とやることが故人の遺志に適っていると思ったからです。けれども、あとからあとか
ら渡さんとの思い出が溢れ、歌声が蘇ってきました。故人の意に添わないかもしれま
せんが、「シーベックシーモア」「家路」「今こそ別れ」等、渡さんが愛した楽曲、
そして「酒が飲みたい夜は」「いつか」他、渡さんのオリジナルもいくつか演奏する
ことにいたしました。生前の渡さんのいき方を思うとき、この判断が正しいのかどう
か甚だ心許ありません。ただわたしたちは、わたしたちの渡さんへの思いの丈をその
まま音にあらわせたらと思っています。有縁の方も無縁の方もご参集いただければ幸
甚です。当夜を不世出の歌手、高田渡がのこした軌跡を再確認する場にするとともに、
さらにそれを未来に繋げていく。そんな過去と未来が出遇う一夜にしていければと考
えるものです。皆様の深いご理解を賜れれば幸いです。皆様のご来場を心よりお待ち
申し上げております。何卒宜しくお願い申し上げます。

2005年4月23日 オフノート神谷一義


以下、五月度オフノート・定期ライブの詳細です。

urban song collection 2005
omnibus live ウタウタ、ウ volume 3
不世出のフォーク歌手、高田渡に捧げる

5月9日 mon 東京 マンダラ2   
 
吉祥寺徘徊の日々を徘徊する。

出演:
中川五郎 うたとギター 

いとうたかお うたとギター

渡辺 勝 うたとピアノ 
下村よう子 うたと風琴など from 薄花葉っぱ

with
関島岳郎 チューバとリコーダー、トランペットなど  
中尾勘二 ドラムとサックス、クラリネットなど  
船戸博史 コントラバス  
向島ゆり子 ヴァイオリンとアコーディオン

ゲスト:
三枝彩子 オルティンドー(モンゴル民謡)
横田和子 馬頭琴 

吉祥寺 マンダラ2  Tel: 0422-42-1579 
JR中央線/井の頭線 吉祥寺下車 南口 徒歩2分
武蔵野市 吉祥寺 南町 2-8-6
開場18:30 / 開演19:30
前売2500円 / 当日3000円 ( drink charge 別)


5月10日 tue 名古屋 得三

また、君と旅する。

■出演:
いとうたかお うたとギター

渡辺 勝 うたとピアノ 
下村よう子 うたと風琴など

with
関島岳郎 チューバとリコーダー、トランペットなど  
中尾勘二 ドラムとサックス、クラリネットなど  
船戸博史 コントラバス  

ゲスト:
三枝彩子 オルティンドー(モンゴル民謡)
横田和子 馬頭琴 

得三  Tel: 052-733-3709 
名古屋市 千種区 今池 1-6-8 ブルースタービル2F
開場18:00 / 開演19:00
前売2500円 / 当日3000円 ( drink charge 別)


5月11日 wed 京都 磔磔 

たそがれの記憶をたどる。

出演:
オクノ修 うたとギター

いとうたかお うたとギター

渡辺 勝 うたとピアノ 
下村よう子 うたと風琴など

with
関島岳郎 チューバとリコーダー、トランペットなど  
中尾勘二 ドラムとサックス、クラリネットなど  
船戸博史 コントラバス  

ゲスト:
三枝彩子 オルティンドー(モンゴル民謡)
横田和子 馬頭琴

磔磔 Tel: 075-351-1321
京都市 下京区 富小路 仏光寺下がる
開場18:00 / 開演19:00
前売2500円 / 当日3000円 ( drink charge 別)


当日の出演者について高田渡さんにからめてすこし。
中川五郎、いとうたかお、渡辺勝は70年代初頭から渡さんと吉祥寺を徘徊した朋友で
す。当日は渡さんの歌をほんのすこし。
関島岳郎、中尾勘二はシングル『よろん小唄』、船戸博史はオムニバスアルバム『貘ー
詩人、山之口貘をうたう』からのお付き合い。その後、何度かライブのサポートもし
ています。ちょうど同じ頃、渡さんと同道して立ち寄った下北沢の喫茶店で演奏帰り
の向島ゆり子に偶然会ったとき、初対面にもかかわらず、「家路」をリクエスト。うっ
とりと聴き惚れていました。「家路」「シーベックシーモア」「今こそ別れ」渡さん
お気に入りの楽曲をインストで数曲。
オルティンドーというモンゴル民謡をうたう三枝彩子も渡さんに歌を聴いて褒めても
らったそうです。当日はその時にうたった「生活の柄」を驚異の歌声で聴かせてもら
おうと思っています。
昨年cdをリリースしたばかりの薄花葉っぱのボーカル、下村よう子。彼女は直接、渡
さんと交流はなかったかもしれません。けれども渡さんの遺志を継ぐ歌い手の一人と
して「大きな古時計」を心を込めて精一杯うたいます。
オクノ修の本業は珈琲店の店主です。オクノ修がマスターを努める六曜社地下店は京
都の老舗珈琲店で、営業してから50年以上も続いています。60年代後半、京都に住ん
でいた渡さんは毎日のように六曜社に通ってきたとのこと。ときには中川五郎、早川
義夫らを伴ってやって来て十代のオクノ修をときめかせたそうです。渡さんは東京に
移り住んでからも、京都に来るとかならず六曜社に立ち寄りました。当日は、渡さん
を師と仰ぐオクノ修ならではのオマージュに耳を傾けてください。
この三つのライブを高田渡さんに捧げます。

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