オフノートライヴ 吉祥寺徘徊の日々を徘徊する。
本当のところ、何にもない完全な二日間に耐えられなかった。
ほぼ開場時刻に着く。
客もそのときには数組でしかなかったが開演する頃には場内をいっぱいにしていた。
まず「家路」「同士は斃れる」「シーベックシーモア」「今こそ別れ」といった曲をどっかインプロめいたインストで。
それから、それぞれのシンガーが数曲ずつ歌い継ぐ。
人生への愛おしさが溢れている声と音。豊かな時間を過ごす。
高田渡さんの作品については、パッケージされたものは最近のオフノートの二枚ぐらいしか持ってないし、あとはリスペクトするミュージシャンのライヴでカヴァーを聴いたくらいだが、ライヴハウスなどで客としてきていた高田さんは何度も見かけた。
それがいつどこでのことだったのかは今ではもう曖昧だけど、ただ一回確実に憶えているのが、きょうと同じこの場所で、きょうもピアノを弾いて歌っていた渡辺勝さんの「とどかずの町で」関連のイヴェントだった。あがた森魚さんもゲストだった。
長いライヴだったが、持って行ったMDウォークマンのモードがうっかり「LP4」になっていたので全部録音できていた。
終わってホテル近くのラーメン屋で晩ごはん。
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