ガリシアの風を聴きに
なんちって。
ガリシアというのはスペインの北部。
いろいろ打ち合わせや雑用こなして、夕方から錦糸町すみだトリフォニーホールで、ケルト伝統音楽の管楽奏者カルロス・ヌニェスのコンサート。パイプ、ホイッスル、オカリナなど。
サポートはブズーキ、パーカッション、フィドル。ゲストに、も一個フィドルとパイプオルガン、バグパイプにヴォーカル。
フィドルというのは伝統音楽で使われるヴァイオリンで、構造がどうかはわかんないがクラシックで聴くのよりは雑味がある(気がする)。
パイプオルガンは松居直美、ヴォーカル(曲も)は大貫妙子。
今年出たカルロスの映画音楽カヴァーアルバムを中心に編まれたプログラム。
カルロスのパイプはガリシアのガイータという楽器で、目を瞑って聴いているとストリングスを模した昔のシンセサイザの音にも聞こえる(気がする)。音はでかい。
それぞれの楽曲はコンパクトにまとめられていて、一曲一曲にカルロスの解説が入る。
客層は、老若男女いろいろなのが少し謎だけど(こてこてのケルトファンではないのだろうなあという感じで)、そこそこに盛り上がったいいコンサートだった。
アンコールで山口智子が突然出てきて、海は広いな大きいな、と歌った。
あ、そういうことか。
帰り、駅前のハンバーグ屋さんでビール飲んで帰った(宿へ)。
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