幸子の幸は何処にある
「赤色エレジー図鑑」って予定タイトルのがよかった気がする。
ライヴでは最近まで聴いたことがなかった赤色エレジーのカヴァーアルバム。
全12曲全部赤色エレジー。
コンピレーションだけれど、まるでコンセプトアルバム、トータルアルバム(古)といったおもむき(まあアーティストコンピレーション自体が考え方としてコンセプトアルバムなわけだが)。
この曲は、メロディラインが既成曲と似ているという理由でその既成曲作者の作曲ということになっている。
今作のクレジットでもそのまま。
この事態によせた「その曲というよりもむしろ荒城の月っぽいと思う」というあがたさんの当時のコメントもおもしろいが、このアルバムを聴いていると、微妙に音階をずらしたり、ちがうメロディに聴こえたりする「赤色エレジー」には、そういう盗作騒動やらポップソングの類似問題などは別次元の騒ぎなのだなあ、と思える。
つまり唯一無二というわけだが(肯定者にとっては)、自分的にあがたさんの歌の中で「赤色」ってどうなの?というと微妙なものが(^^;。
赤色エレジーマニア
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