ベンチでデート
長野は20か所目、還暦ツアーも予定の半ばを迎えている。
あがたさんの表情はずいぶんとお疲れのよう。
会場はたぶん20人ほどの入り、昨年よりも多くない感じ。
フォークのブームの中をくぐりぬけてきたような雰囲気の客層。
オープニングアクトのあと、ほんとに"フォークのライヴ"てな感じではじまる淡々とした港のロキシー。
ギターで冬のサナトリウム、サルビアの花、手品のワルツ、春の夜の嵐の手品師。
そしてピアノで24時間の瞳、愛しの第六惑星。
愛おしげに寂しげに弾き語る。
オープニングアクトの人が参加しての終盤はやや活気が出て。バケルノ小学校、大道芸人、新曲。
MCはいつもより少なめおとなしめで、それどころかいつになくシニカルな雰囲気さえある。
開演が遅めということもあり、ちょっとアルコールを嗜みすぎていたせいもあると思うが、今までで一番ドキドキしないあがたさんのライヴだった。
アンコールは、敬子先生。
コメント