今年もOMFのチケットが取れない。
名称が変わって以来は内容も縮小されているようで、以前みたいにひっかかってくるプログラムも少ないのだけれど、とりあえずはマエストロの指揮だろう。
今年はオーケストラAプロ。
今年も長野市で生中継があるというので出かけてみる。
世間では台風が荒れ狂っている日だった。
プログラムはオネゲルの3番とベートーヴェンの7番。
小澤さんのベートーヴェンは、去年に続いてブラームスの4番からの変更メニュウだ。
見ていて、ひとつまた歳を召されたのだなあと感じる。1楽章2楽章間、2楽章3楽章間のインターバル(というか休憩)が長い。そしてそのときの表情に深い疲れが感じられる。
しかし3楽章と4楽章はほとんど連続して演奏される。
オベーションも、音楽が終わった瞬間からオケと一体になってそれぞれを称えあい、観客(スクリーンを見ているだけの我々でさえ)はそれに向けて惜しげない拍手を送った。
松本でのイベントはいつ頃から行けてたっけ。少なくとも一回は暑い日の熱い市内パレードのあとで合同バンドと力強く対峙する小澤さんを見ている。
その日がもう一度くればいいと思う。
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