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2018/04/26

電子書籍が手元にあるけどやっぱ本は紙で読みたい。
だからダウンロードするのは埋もれてしまった作品の再読、みたいな使い方もする。

小学生の頃にまんがの幻魔にハマった身としては、小説でのリメイクがリアルタイムで始まっちゃうとありゃそりゃ放っとけるわけがない。
という若かりし日にかなり毒されてしまった角川版合本(全20)に手を出した。
あれって連載を読んで文庫も読んで、たぶん全部読んではいないがパラフィンにくるまれたでかいやつも揃えたんだった。かなり毒されている。
Genma
何十年ぶりかで読んでだんだん思い出してきたが、ありゃ相当へんな、考えようによっちゃあぶない小説だった。
リメイクっぽいのは冒頭だけで、どんどんへんな方向に行ってしまう。
それなりにエピソードはあるが、次々に出てくる新しいキャラと既存キャラとの対話が作品の重点になる。1対1の対話。
しかも何人も出てくるキャラは、表面的には個別化してあるがパーソナルは基本的にはみな同じ、みたいな。
つまり同じ内容の話を、繰り返し別なキャラに語らせている。
あれ読んで宗教に行っちゃった人って多いんだろうなあ。
行かなくてよかった。

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