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2018/09/30

端正な、で、すごく生真面目な時代劇、という印象。
Tiritsubaki180930
シンプルなというか、ありがちな筋書き。時代劇というフォーマットのお手本みたいな。
ということになれば、どこで楽しむか。キャラクターの描写、演技、いや素直に王道な映像美(終盤、豪雨の中の斬り合いは凄い、匂い立つほど)だろうか。
それぞれそこそこに感じたが、もう一歩踏み込めるものがない。繰り返して見れば味わいを感じるかもしれない。
そう思うのは、日頃、表面的な外連味ばかりにひたっているからか。
渋さのおもしろみがわからなくなっているとか。
まあ耄碌アタマが通り一遍見ても理解できなくなってるとかもあるだろうから、もう一回見たい。繰り返し見たい。

厚い弦楽の音楽はよかった。Jポップな主題歌を使ってないことも。
邦画はこうでなくっちゃ。
この映画、自分的に仕事の上ではじめて関わった件だった。実際にはなんにもしなかったんだけど。

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