年始、街中に身を置いてみる。
途中業態の変遷はあったけれど、もう20年程前から構える店で生を啜りながら文庫本をめくる。
「ご注文はお決まりですかね?」
催促される。
混んでるとはいえ空席いっぱいあるし、カウンターの端っこにいるおいらの隣のカップルはスマホ弄っているのに。
そういや訪店はもう一年ぶり、酒注文の客にはお通しがつくはずだが?
(実は他テーブル客の生にはついてることを耳ダンボは知っている)
客単価高いんだから邪険にすんなよう、と思いつつ(この日の支払い3000円)、初めてのメニュウ、ワンタン中華にしてみた。
接客、むずかしいよなあ、こっちは商品の提供以外何も求めてないんだけれど、向こうからは余計な意思が提供されたりする。
ここはSNSのメンバーには妙にサービスしまくって持て囃されてる店なんだけど、一見ぽいひとり客にはこういうことすんだよな(おいらも主張はしないが同じグループにいるんだけど)。
どんな時間でも使えるから便利、ちゃ便利だったけど、確かに居心地いい店じゃなかったかも。
新福菜館のタレを使ってる、今になって標榜してるけど、それもなんかあざとい気がする。
確かにウマいんだけど、もう行かなくてもいいかも。ほかにウマくて居心地のいい店はあるからなあ。
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