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2021/05/31

Unjounge

これはこれは御伽草子な一遍だなあと思いつつ読み進めていたら、意外にメタフィクションだった。太宰のもそうだったか。
目新しいものでもないけれど(平成ぽんぽこみたいな)、なにしろ一級のキャラクター小説だ。それぞれがとても愛おしくなる。
舞台もしくは映画に展開させてもおもしろいものになるじゃないかなあ。うん、このテは使える。

龍の子太郎の話は中核をなすエピソードだが、関係はないけれどこれはヤマトのヒットが契機になった劇場アニメ特需の頃、東映動画長編を正式に継ぐ作品として制作されたことがあった。
リアルタイムで一度見たきりだと思うけど、日本画的なヴィジュアルが印象的な、大作といっていいものだった。
朝井さんの本は同時期に二種類見かけることが多くて(書店探訪頻度が低いからな)、今回もこれとは別なのがあったからまだ当分は愉しめる。悪玉伝。

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